旧「メルボルンに暮らす団塊世代が伝えるオーストラリアのゴルフ周辺見聞記」を拡大して、「…スポーツ周辺見聞記」 と改題しました。サッカー、ラグビー、競馬など手を広げます。お楽しみに。
中国の嫌日もここまで…。 米に敗戦のなでしこジャパン
中国の嫌日もここまで…。 米に敗戦のなでしこジャパン


健闘したなでしこジャパンは、長年の対米国戦無勝利の呪うべき記録
を破ることができなかった。

それでも、この五輪での日本男子チームの屈辱的全試合敗北のあとで
少しどころか大いに見応えのあるサッカーで溜飲を下げさせて
くれた。
女性パワーに負うところ大だ。

豪州向けの中継番組を、固唾を呑んで観たのだが、英国人解説者が
我がゴールキーパーの身長の不足を指摘していた。 頭越しに2本ほど
決められたときのことだ。「身長5フット5インチは五輪に出場した
チームのなかで最短ではないか」と。
サブのキーパーとても5.7しかないと。 

だが、頭越しのゴールは米国選手の技術の成果と思いたい。あの残り
少ない隙間から押し込んでくれたのだから。

それにしても、日本に先日2対0で破れている中国の観衆は、意趣返し
のように米国を応援してくれたものだ。

江沢民の愛国反日教育が結実したためなのだろうが、兎に角米国勢が
ゴール前に迫ったときの歓声の挙げ方の度合いは、自国チームを応援
するときのそれと変わらないほどなのだ。

これほどまで嫌われると、反日教育の結果だけとも思えない、上等
ではないか。

佳く云ったものだ、友人は選べても、隣人は選べない、と
ガンバ大阪観戦記 メルボルンでのゲーム観戦と費用など
ガンバ大阪観戦記 メルボルンでのゲーム観戦と費用など

昨日4月9日のガンバ大阪の快勝を楽しむのに費やした
金額を参考までに記録してみる。

入場料  $24.60
駐車場  $23.00 ( テルストラドーム地下 )
ビール  $ 5.80 / 杯

このところの豪ドルを95円/ドルとしてみるなら、お一人様
約5000円だった。

入場チケットは発券業者の Ticketmaster からインターネット
経由で購入。 即プリンターでA4の用紙にチケットをプリント
アウト。当日競技場入り口ではチケットのバーコードを読みとり
器械にかざせばゲートが開いて入場可となる。便利なものだ。

地下の駐車場内の入場口から入り、エレベーターで一気に
目指す階まで登ることができる。

今回は会場が大きいためだろう General admission で
何処に座っても佳いものだったが、3階でピッチ全体を斜めに
観る席を選んだ。 以前ピッチに近いのが好かろうとA席を
奮発したものの、高い位置から全体を眺める方が余程攻防の
意図がわかりやすく、楽しいことを学んでいたのだ。

飲み物は各種いろいろ売っている。私はビールしか購入しな
かったが、アルコール度で3段階にビールをわけ 
Heavy, Medium, Light (それぞれ同額)と記載があるも 
「本日は Heavy はありません」だった。
何故だろう、騒ぎを警戒しているのだろうか。不明だ。

ゲーム開始の午後7時30分に先立つ2時間前に開場する。
熱心な人たちは、仕事場から直行で会場に駆けつけ仲間と
ビールで会場の雰囲気の高まりから楽しむ。
腹が空けば、ミートパイ、ホットドッグ、ポテト揚げチップス
にトマトソース(ケチャップ)をたっぷりかけて食べている
オーストラリア人達だ。決して健康食ではない、俗に言う
ジャンクフードばかりだ。スポーツ観戦とジャンクフードの
取り合わせは、矛盾していて、いただけない。

食べなくても二人で出掛けビールの2杯ずつも飲めば
1万円は飛ぶ勘定だ。 豪州の物価水準かから観て
安いとは云えない。

メルボルンでは、スポーツがビジネスとしてしっかり確立し
人々の間のエンタテインメントの地位を築いている。
ミュージカルやコンサートなどの劇場娯楽などを除けば、
ほかにあまり選択肢がないのも現実なのだ。

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ガンバ大阪がメルボルンビクトリーに勝利
ガンバ大阪がメルボルンビクトリーに勝利


ガンバがメルボルンに 4−3で勝った。
空中戦にも遜色なし。
日本を代表するクラブチームとしての面目を保つ
試合振りだった。

メルボルン中心部近くの屋根付き競技場の
テルストラドームで今夜(4月9日)
ガンバ大阪対メルボルンビクトリーのアジア
クラブチャンピオンシップのゲームがメルボルン
時間午後7時30分から開催され観戦してきた。

約24000人の観衆を集め、屋根は開け放ち
星空の下の試合だった。収容能力は6−7万人
はあろう大型会場のため空席が目立つも、ゲーム
開始前からメルボルンビクトリーの熱心なファン
が両方のゴール裏に陣取り応援を繰り広げた。
将にホームの有利さはここにある。

日頃の豪州人気質からは想像できないような
組織だった応援振りで立派なものだった。ゴール裏
に陣取る応援団が掛け合いのようにエールや拍手を
リズムに乗せてピッチを挟んで送りあうさまは、
これはひょっとして日本に勝ち目がないのではとさえ、
思わされたのだ。

そして開始早々のメルボルンの得点は、一気に応援団を
興奮させてしまった。イレブンにあたかももう1名が
加わったかの如く勢いづけてしまった。

ところがガンバには二川が点を返す働きをした頃から
エンジンがかかった。その後は、息詰まるシーソー
ゲームで3−3に、これで引き分けかと諦めかけた
ところで、後半の終了間際にもう1点を加え勝利した。

観客席の私たち二人の周囲は、すべてがメルボルンの
応援であることは、最初の得点時の騒ぎようで明白
だった。

次にガンバが得点した時、騒いだのはそのなかで我らふたり
だけだった。 周囲はしれーっと静かなのだ。日本人は
いないみたいだ。

3点目、気がつくと周囲は皆、チームカラーの紺地
に白文字でメルボルンビクトリーと入ったマフラー
を頸に巻いたり手に持っている。 それを振り回したり
メルボルンの文字をまるで誰かに見せるように両手で
広げて前に突き出すのだ。

会場全体には、きっとあちこちに日本人はいるはずだ。
だが応援のかけ声は聞こえてこない。私たちのいる3階で
ピッチを斜めに見るあたりの席では、多勢に無勢の
まっただ中だった。 それでも、声を張り上げる。
もちろん日本語でだ。品の悪いような内容の言葉は
吐いていない。云っても「このへたくそ」くらいの
可愛いものなのだ。

幸いなことに周囲の「多勢」は、柔和だったのだろう。
いびられるようなことも無しに、実に愉快にガンバの
勝利を堪能した。 帰宅後、喉をハチミツでさっそく
養生しなければならなかったが。

2週間後に今度は大阪(と思う)で再試合だという。
ガンバ大阪の応援が負けず劣らずであることを祈りたい。
今夜は、まことに佳い気分になっている。

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豪州対カタール戦 恐るべし豪サッカー代表チーム
豪州対カタール戦 恐るべし豪サッカー代表チーム

2010年のサッカーワールドカップ(W杯)アジア予選が開幕した。
日本代表は6日、タイと対戦し、4−1で勝った。

ここメルボルンでも今回からアジア予選を戦う豪州がテルストラドームに
51000人の観客を集めカタールを迎え撃ち3−0で勝利を収めた。

カタールは、豪州戦に先立つ1週間前には、メルボルン入りし気候順化
を進めていた。 また豪州到着前に練習試合を三つほどこなしチームの
結束と戦術の徹底を図る努力を傾けたと云われる。

一方、主力の多くが欧州のクラブチームに属する豪州選手は
試合前の24−48時間前に漸くのこと全員が集まったという状態
で、時差の影響が懸念されていた。

コーチと初対面の選手も居たと報じられゲームの帰趨を案じる向きも
あった。しかし内容は豪州の圧倒的な優位で、波乱無く終わった。

豪州は、高さ、技術、戦術などの面でカタールに勝っていた。

豪州でのこのゲームに対する関心は高かったことは、日本対タイ戦が
3万5000人の観客であった一方、豪州対カタール戦では5万1000人
であったことからも伺える。
日本では降雪の影響があったとは云え、開催都市の人口比を考えると
関心度はまるで異なることにお気づきにならないだろうか。

日本は豪州チームに手を焼くことになるだろう。
豪州チーム恐るべしである。





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スポーツビジネスと、振興の根幹
スポーツビジネスと、振興の根幹

オーストラリアン フットボール(AFL)は、豪州独自の
ユニークな競技で、メルボルンを中心とする人気度の高いプロ
スポーツだ。

中心となるメルボルンには、いくつものチームがあり、贔屓の
チームの成績に一喜一憂するフィーバー具合は、日本の野球に
似ていなくもない。

その中の名門チームであるノースメルボルンは、カンガルース
と呼ばれ多くのファンがいる。ところが、多くのチームがそう
であるように、常にスポンサー探しや、資金集めに汲々として
いる厳しい実態には深刻なものがあるらしい
暫く優勝から遠ざかっていれば、自ずとチームの経営は難しくなる。

AFL連盟は、商業的な観点から、団塊世代の国内移住で特に
成長の著しいクイーンズランド州のゴールドコーストの市場性に
着目した。カンガルースの本拠地をメルボルンからゴールド
コーストへ移そうと目論んだのである。

これが喧々囂々の議論を呼び、最終的にサポーターが集まり投票
の結果、本拠地の移動案は反対多数で挫折した。

商業的な側面の強いスポーツであるAFLや、ラグビーリーグ
では今後もこのたぐいの動きは常に頭をもたげるだろう。

日本のプロフェッショナル・サッカーでも、チームの勝敗はもとより
組織造りと運営の充実、サポーターとの交流とそのベースの拡大を図る
面での巧拙のもたらす効果は大きい。
浦和レッズは、その成功例だが、既にしてクラブ間に厳然と格差が
生まれている。

忘れてならないのは、当該スポーツで高度の内容を維持し、世界に
通用するレベルのプレーで観客に満足を与えているかどうかだ。

これがクラブ発展のための基礎となる。数年は観衆の目をごまかせる
かも知れないが、目が肥えてゆく一方のサポーターは、いつかしびれ
を切らす。

カンガルースは、先ずは優勝することが先決だ。そして日本のサッカー
は、国際試合の取りこぼしでサポーターを裏切らないレベルにまで
高める努力が求められる。

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