旧「メルボルンに暮らす団塊世代が伝えるオーストラリアのゴルフ周辺見聞記」を拡大して、「…スポーツ周辺見聞記」 と改題しました。サッカー、ラグビー、競馬など手を広げます。お楽しみに。
オーストラリア ゴルフの「タフネスさ」の源
オーストラリア ゴルフの「タフネスさ」の源

オーストラリアは、日本の21倍の国土をもつ大陸である。
ところが米国大陸と異なり、内陸部は水に乏しい土漠地帯が
広がるという重い事実のため多くの人が住むことのできる環境
ではない。人口も、2100万人だ。2007年に発表された
日本の65歳以上の人口が2744万人だから、すこしは
感じを掴んでいただけたと思う。

土漠地帯は、兎に角乾燥の度合いが激しい。11月最後の今日
30日の天気ニュースは、大陸中央の町でエーヤーズロック
観光で知られるアリススプリングスが、気温42度、湿度2%
であったと伝えていた。

メルボルンの乾燥度合いは、まさかそこまでは行かないものの
ゴルフや、もっと動きのあるテニスなどを行うと脱水症状に
陥る危険性が強い。これを防ぐために、水の補給は欠かせない。

全身からの発汗作用は乾燥のため、知らず知らずに脱水症状
を引き起こすのだ。喉が渇いてからではなくて、兎に角一定量を
補給してやらないといけない。

ゴルフあとにクラブハウスで飲むビールは格別だ。だが、ビールの
利尿作用を勘定に入れて水の補給をしておかないと、身体に変調
を来すのだ。

紫外線が強い日射しについては、陽焼け止めの塗布剤の使用が
必須だ。それも強さが 30+ でないと、不十分だという。
南極に近いメルボルンは、その南極上空に広がりつつあるオゾ
ン層を透過する大きな穴の影響を、大きく受けるとされる。

小学校の子供達も夏場の校庭では、昔の日本陸軍が南方地域で
使用した頸部を守る覆いを垂らしているものや、つばの広い
帽子などを被らされ対策に大童だ。

そこに、以前にも書いた土漠出身のハエが北風によって吹き込
まれてくる。その数や、将に無数。
オーストラリアでは、ゴルファーがハエ奴のためにどれほど
パターを外して切歯扼腕していることだろう。考えただけで
恐ろしいが、そのあたりにグレッグ・ノーマンをはじめ多くの
スターゴルファーを生み出した「オーストラリアゴルフ界の
タフネスさ」の源があるのかも知れない。

オーストラリアの夏場のスポーツは、乾燥と、気温と、ハエ、
日焼けとの戦いなのだ。

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安定性で勝利のオーストラリアンマスターズ
安定性で勝利のオーストラリアンマスターズ


欧州男子ゴルフのオーストラリアンマスターズは25日、メルボルンの
ハンティングデールGC(パー72)で地元出身のアーロン・バデリーが
プレーオフの結果、優勝した。

バデリーは、通算13アンダー275であがり、チョプラのホールアウト
を待った。
前日首位で最終組のダニエル・チョプラ(スウェーデン)は、パットが
好調で手堅く上がり結局バドリーと同じスコアとした。
18番ホールを使用して行われたプレーオフでは、バデリーが4回目で
漸く競り勝った。

3日目まで健闘したロバート・アレンビー(オーストラリア)は73を
たたき後退し、一方ダニエル・チョプラ(スエーデン)はスコアを伸ばし
一位に浮上していた。

こうしたなかで、USツアーでは8度も勝利したものの、国内では
2001年のオーストラリアン オープン以降は優勝から遠ざかっていた
実力派のスチュワート・アプルビー(オーストラリア)が、4日目に健闘
し浮上その勢いでプレーオフの一角に食い込むかとみられたが、最終18
番ホールで崩れてしまうというドラマを演じる一幕があった。

一打一打に手に汗を握る展開のとなったオーストラリアンマスタースの
最終日は、次代のオーストラリアゴルフ界を担うと目されるアーロン・
バデリーの安定したプレーが勝利をもたらした。

テーマ:ゴルフ - ジャンル:スポーツ

スポーツと政治

スポーツと政治


季節により楽しむスポーツが替わる豪州では、フットボールシーズンが終わりを告げ夏になってクリケットが盛んだ。この他テニスやゴルフが夏場の定番である。テニスは年明けに全豪オープンが催され、メルボルンの夏の風物詩だ。

今現在は、クリケットが毎日のようにテレビで放映されている。ワールドシリーズなどという言葉を使われても、日本や米国じゃプレーされていないスポーツだから「なにがワールドだ。」と文句がでるのだが、人間誰しも自分の周りが「世界」なのだから、それでよいのだろう。

クリケットが盛んなのは、皮肉なことに創始国の英国とその旧植民地の国々だ。なかでも インド、パキスタン、スリランカは強豪で、元の宗主国や
英国系移民の多い豪州やニュージーランドとの対戦では、殊の外に戦意が
旺盛となる。

なにやら、昔の植民地時代の鬱憤を、今クリケットで返しているかのようだ。
それら鬱憤晴らしの国々では、クリケットは「宗教」と化しているという。
クリケットの名手は、国民的ヒーローであり、パキスタンのムシャラフ軍事
政権首相に抵抗して大抗議行動を起こそうとして自宅軟禁状態にあるイムラン・カーン氏などは引退後、政治の道に入った人物だ。
我がミスター長嶋は政治家ではないが、カーン氏は似たような存在なので
ある。

クリケット選手時代の活躍のため、選挙では問題なく当選を果たした。
政治家としても、パキスタンの問題点に果敢に取り組む姿勢は、広く民衆の
指示を集めている。

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ゴルファーとオーストラリアの「ゲイハエ」
ゴルファーとオーストラリアのゲイハエ

日本では木枯らし一番が吹いたという。その一方、メルボルンでは気温30度を超える日がこれから増える。

北からの熱風がメルボルンの町を席巻すると、いっぺんに乾燥が強まる。そして南から南極風が吹き込めば、クールチェンジで一気に水銀柱が降下する。
何とも荒っぽい気候だが、地球の温暖化とともにこの傾向は「北風」優勢になるようだから長い夏を前に気が重い。

この北風が、運んでくるハエがくせ者だ。出が乾燥地帯だけに、湿気を求め(?)人間の目、鼻、耳に好んで寄ってくる。エアロガードなるハエを追い払うはずの製品が出回っているが、もうハエ達は全く苦にしない。却ってこの匂いがするとその近くに人間がいると判って寄ってくるようになったのではないかと思うほどだ。。

特にパターの際は、手を振り払いながら少しでもハエの攻撃が手薄になったところで動くのだが、迷惑なことこの上ない。

ある日本からの化学者に対応策は考えられないかと訊いてみた。あるのだという。
それはオスのハエの生殖行動を、変えてしまえばいいと言う。つまり オスがオスを追いかけるようにすれば、劇的に減るはずなのだと。

「それは素晴らしい。助かる。面白い是非ともできないものか。商売としても面白い。」との私の反応に「だがねェ人間様にも効いてしまう心配があるから難しい」のだと恐ろしいことを付け加えられてしまった。

そういえば豪州にはゲイが多い。熱心なゴルファーでもある豪州の化学者が思いあまって、もう既に使っていたなどと云うことは無いだろうなと、ありもせぬことを夢想した。

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ゴルフの事故での態度

ゴルフの事故での態度

ゴルファーなら誰でも、飛んでくるボールに肝を冷やしたり、打った
ボールの飛ぶ方向にほかのゴルファーがいて「フォー」と慌てて叫んだ
ことがあると思う。

小さなボールなのだが、あの堅さや反発力で直撃を喰らったら一寸や
そっとの痛さでは終わらない。命にかかわることや、視覚障害などの
被害を受ける場合だってあるだろう。

ゴルファーは、誰も人を傷つけたいなどとは思っていない。しかし
どうしても事故は何処かで起きてしまう。そうしたとき、加害者がどう
いった態度をとるかは、大事な要素だ。

最近メルボルンのあるプライベートコースのコンペで、私の友人の英国系
豪州人がある日本人に右顎に直撃弾をぶつけられた。 「フォー」との
叫びに、振り返ったところで顎にあたったのだ。幸い命に別状はなかったが
眼球近くであれば、失明をはじめ大きな事故になるところだった。

ところが、このぶつけた日本人の男の態度が噴飯ものだったらしい。笑いを
浮かべて謝ったという。それこそ笑い事ではないと指摘したらしいが、
こんなところで日本人に時々でる意味不明の(照れ隠しなのだろうか)
笑いは、確実に誤解を生んでしまう。情けないことだが、海外にいる
日本人にもこのような手合いがいる。

面白くないことに、この男そのうえ当日は優勝までしたのだという。

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ゴルフと人格
ゴルフと人格

麻雀はその人の人格が打ち方に現れるという。ゴルファーも
一緒に回ると、人格が自ずと見え隠れするのが常だ。18ホール
を回るあいだには、いろいろな状況に遭遇する。何処かで「地」
がでてしまうのは避けがたいことなのかも知れない。

接待ゴルフを前に大いに練習を積んだこの男は、自信に満ちて
いた。ゴルフが少し得手であると、人間として優れているとまで
勘違いをする手合いがいる。この男もそうだったのかもしれない。
加えてゴルフのうえでの言動に、日頃考えていることが図らずも
でてしまった、と思われることが、この接待ゴルフ後に起きた
のだった。

同じ接待ゴルフの会に参加した、すこし年下の同僚に面と向かい

「あのなぁ賭け(ゴルフ)に負けて悔しかったら、練習しろって
 いうのよ!」

とお国訛りで言ってのけてくれたものだ。
これには周囲が仰け反った。云われた本人は余りにも予期しない
内容だったためか、暫くしてから漸く何を云われたのかを理解
したようだった。
涼しい顔をしているのは、云った本人だけだったのだ。

ゴルフは、自己の内面との摺り合わせの部分が大きいと思う。
その作業にとても沢山の注意力を必要とする。まして、他人の傷口
に塩を擦り込むようなことを考える余裕は残るはずもないのだが。

ゴルファーが、人との不毛な比較に終わってしまっている「場面」
の如何に多いことか。腕を磨くことと自己陶冶が背合わせの状態
にあるのがゴルフの深さの所以だと思うのだが。

ゴルファーには、何種類もあるようだ。

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メルボルンの夏時間とゴルフ

メルボルンの夏時間とゴルフ

メルボルンは10月28日早朝から夏時間が始まった。6ヶ月
の長期間にわたり夏時間が続くが、その間の日本との時差は
通常の1時間から2時間へ拡大しメルボルン時間は日本時間の
2時間先を走ることになる。

盛夏は午後9時頃まで明るい。メルボルンにはあちらこちらに
ゴルフ場があり、急げば勤務後に1ラウンド回ることが可能なのだ。

イースタンフリーウェイ沿いの或るパブリックコースでは、
平日の午後2時以降は夏時間のあいだ$14.50で周り放題で
プレーができるのだ。今の為替は¥104−105/$と円安で
あるがそれでも¥1500ほどでゴルフが堪能できるから堪らない。

ゴルフ天国メルボルンならではの夏の「出来事」である

テーマ:ゴルフ - ジャンル:スポーツ

メルボルンカップ1着は Efficient 

メルボルンカップ1着は Efficient 

前評判の高かった馬が相次いでスクラッチ(出場取りやめ)や
力を出せぬ結果となり波乱に富むレースであった。

ダークホース的な Efficient が1着に入り優勝。優勝賞金は
5億円強。配当は$22.40。

2位の Purple Moonは健闘したもののゴール前で抜かれ惜しくも
優勝は逃した。この馬の騎手は確か昨年カップで2着の日本馬
に騎乗したダミアン・オリバー。2年続きの2着だが実力派で
あることが証明された。今後注目されるだろう。

Zipping は4位。Maybe Better (Baybe
とスペルを誤記していました。)は、スクラッチ。

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2007メルボルンカップが数時間後に
2007メルボルンカップが数時間後に

11月の第一火曜日は、メルボルン市内は休日になる。
市内だけなのだが、ビクトリア州そしてオーストラリア
全体が休日の様相を呈するのがメルボルンカップデーだ。

職場や友人間で不作為に自分の馬を決めてその着順に一喜
一憂したり、兎に角街中いや国中がレースの前後は歓声がわき上
がるようにさえ感じられる。

明治維新前の1861年にのレースは始まっている。歴史
といい内容といい世界三大競馬と評される所以だ。

その歴史に去年2006年は新しいページが加わった。1−2
着を日本の馬が占めたのだった。特に英国系の人間は競馬は
自分らのものと思うくらいの気位があるから、余程悔しかった
のだろう。

2007年のメルボルンカップが話題になりだした頃、F1と
呼ばれる馬のインフルエンザが流行りだした。日本の馬がもって
きたなどと妙な言いがかりを付けられ面白くなかった。例えば、
人間のインフルエンザをこれは豪州産のインフルエンザだなどと
決めつけることがあるだろうか。インフルエンザなどに国境は
ない。

その後、それこそあちこちでインフルエンザが発生し流石にもう
「日本の…」などという馬鹿な話は成り立たなくなり消えたのだ。

で、そんなことがあり今年は日本の馬はインフルエンザのため
一頭も出場しない、何とも残念だ。来年は、日本馬の実力を
再度示して日本競馬の存在を知らしめて欲しい。

今日のメルボルンは朝から青空が広がり素晴らしい競馬日和だ。
ただ、2日前に降った久し振りの「纏まった雨」のため見た目
よりもターフは遅いという。

カップは通常のG1よりも長い3200メートルで競われる。
ほかのレースで気を吐いた馬も、この3000メートルを超す
長丁場の後半で息切れを起こすというから、結果には意外性が
常にあるのだ。

昨年の日本馬2馬はともに科学的で合理的な管理の厩舎から来て
おり素晴らしいレース展開を見せ、流石に日本の競馬界は
違うと悦ばせてくれた。
今年は日本馬抜きで、寂しいがどのような結果になるか興味深い。

Zipping, Purple Moon, Baybe Better あたりが面白いと
見ている。

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