旧「メルボルンに暮らす団塊世代が伝えるオーストラリアのゴルフ周辺見聞記」を拡大して、「…スポーツ周辺見聞記」 と改題しました。サッカー、ラグビー、競馬など手を広げます。お楽しみに。
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きっとよみがえるニュージーランド・オールブラックス

きっとよみがえるニュージーランド・オールブラックス


フランスに20-18で破れたオールブラックスのグラハム・ヘン
リーコーチのクリスマス以前の辞任が濃厚になった。

ニュージーランド((NZ)が最後に世界ラグビー大会で優勝した
のが1987年。その後20年間の長期に渡り優勝から遠ざかって
いた。2003年の前回大会後に次回2007年は優勝杯を持ち
帰るとの国民的信念のもと国を挙げてNZは突き進んできた。

同国の単一スポーツに向けた予算としては例のない500億円ほど
の金額を4年間に投入したのだという。コーチはじめサポートの
陣容もこれまでになく拡大されていた。

あれもこれも全ては、ワールドカップをNZの地に持ち帰るためで
あった。ラグビーは、人口400万のNZでは歴史的に特別な地位
勝ち得ている。スポーツから宗教にまで昇華しているといわれる。

NZは英国の旧植民地であるが、土着民のマオリ族との間で激しい
攻防戦が戦われ最終的には1840年にワイタンギ条約が結ばれ
両者間が和解し英国による本格的な入植が許された経緯がある。

マオリ族の現代NZにおける社会的地位にはだからといって問
題が無いわけではなく、文化風俗の違いなどから融合が必ずしも
全ての面で旨くいっているわけではないことは事実のようだ。

それだからこそ、英国系白人とマオリ族が国を代表するオールブラ
ックスを構成し共に世界に覇を唱えることには、特別の意味がある。
小国ながらもスーパーヨットのアメリカスカップや、ラグビーを通
してその誇りと存在を世界に示してきた。その中でもラグビーは
別格なのである。

今回の敗戦で、NZ国民の落胆は尋常でではないだろう。既に同国
のラグビー協会会長はコーチの交替を示唆している。巨大予算の
費用対効果について、審議会が招集されるとまで報道されている。

NZが極端に走り魔女狩りに似たことをはじめることが無いよう
祈るばかりだ。

コーチは今大会を見据えて、ゲーム中の怪我に依る戦力低下を怖れ
先立つスーパー14への出場についても極力手綱を引き締めてきた。
これが、今は逆に戦力をさび付かせる原因であったと糾弾されて
いる。

勝負は時の運もある、オールブラックスが雄々しく立ち上がり国際
舞台で彼らの神髄を再び見せてくれることを祈りたいと思う。

国を挙げての糾弾は、実は日本の生命保険や建設会社などが受ける
べき性質のものではないか。「世間にご迷惑をお掛けしました。」と
その場逃れの安直な謝罪が繰り返される日本社会は、より国民生活
に密接な分野で、余りにも安易に許容する姿勢が蔓延している。

NZ国民に少なくとも暫くは夢を与えたコーチが辞任に追い込まれる
なら、生保各社の経営陣は、万死に値する。四条河原のさらし首で
なければならない。
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